プレスリリースの活用による集客

経営者

「どうしても、コロナ前の数字には戻れないんだよね?」

女性コンサルタント

「世の中が変わってしまいましたからね。少しそれに対応しきれていないのかもしれないですね」

ホールスタッフ

「でも、周辺には行列が出来ているお店があるんですよね・・・」

キッチンスタッフ

「なんかあのお店は、いつもテレビに取材されているんだよね」

「ひょっとして、プレスリリースを活用したPRを実施しているのかもしれませんね」

「えっ、そんな方法があるの?」

「貴店も挑戦してみますか?」

「昔からある手法ではあるのですが、これからちょっと解説しますね。積極的に取り組んでいるお店とそうでないお店との差が大きい取り組みなので、ぜひ挑戦してほしいです。また、最近ではそのようなことを専門的に支援するサービスが増えているんです。」

目次

1.メディアに取材されることのメリット

まずは、ここでメディアに取材されることのメリットについて、整理しておきましょう。

①圧倒的多くの人に知ってもらえる

テレビは、オワコンなど揶揄されてしまうこともあるメディアですが、まだまだ圧倒的な影響力を持っており、多くの人にたった一度だけでもいっぺんに知ってもらうことには長けています。
テレビは、今でも認知度を一気に高めることができるメディアと再認識しておきましょう。

②ブランド力が高まる

テレビに出ると「認知度」が高まるメリットがなにより大きいですが、もう一方で「ブランド力」が高まることに注目してほしいです。
今でも、視聴者の感覚は「テレビ=正しいこと」「テレビ=多くの人が支持していること」ということになっています。そのため、「テレビに出ているのだから間違いない」「○○さんが言っているから、美味しいに決まっている」というブランド力がつきます。そのブランド力こそ、テレビに取り上げられるメリットということになります。

2.2次活用の重要性

せっかくテレビに出ることが出来たのであれば、そのチャンスを十分に活かせるお店になりましょう。テレビ放送後の対応について、説明しています。

①テレビに出演した後こそが大事

前述のとおり、テレビに出演したことで「ブランド力」が付いていますので、それをどのように活用するのかが鍵になります。せっかくタレントさんが取材に来てもらっているのに、色紙にサインをもらっていなかったり、一緒に写真を撮影していないなど、もったいないことをしないようにお願いします。それを自店舗のHPやInstagramなどに投稿してください。できたら、プロフィールページなどで取材歴が記載できたら良いと思います。

②一度出演したお店は信頼されて続けて出ることができる

これも不思議なもので、一度メディアに取り上げられたお店は繰り返し取材を受けることになります。やはり、一度どこかで取材されているというのは安心感につながるものなんでしょうね。自分もテレビによく出演させてもらえっているので聞いたことがあるのですが、多数の出演経験が今回の依頼につながっていると言われたことがあります。

3.プレスリリースの書き方

飲食店側からテレビに取材を受けたい時には、テレビ局などにプレスリリースを送ることが基本となります。運よく取材を受けることもありますが、テレビ局の方が興味を持つようなネタを仕込み、プレスリリースとして書き上げ、そしてテレビ局に送ることが取材を受けるための第一歩となります。

①テンプレートをダウンロードする

いきなりプレスリリースを書くと言っても大変だと思います。

そこで、WEBにはたくさんのテンプレートなどが公開されていますので、ぜひ活用してほしいです。

下記などは有名なプレスリリース配信代行会社さんなので、とても参考になると思います。

https://www.atpress.ne.jp/service/pr_guide/template

https://prtimes.jp/magazine/way-of-writing/

②自社の宣伝だけをしない

プレスリリースの基本は、自社の宣伝のことだけを書かないということになります。後でも触れますが、現在の社会問題や視聴者が興味をもつネタになっているということが大事です。
テレビなどのマスコミは、特定の会社のサービス・新商品などの宣伝は基本的にはしません。そのサービスや新商品で、世の中の人の何が解決されるのかとか、どのような体験ができるのかということ伝えるのが社会的役割ということを理解しておきましょう。

③社会問題に合わせて、自社の取り組みを記載する

マスコミの本来の役割を考えると、「社会問題を提起し、それを解決できるネタですよ」ということを、プレスリリースにてわかりやすく伝えるのが大事ということになります。

例えば・・・

社会問題

異常気象でB級品の農産物が多い⇒フードロスにつながる

取り組み

⇒地域の飲食店が、そのB級品を使用した○○キャンペーンを開催します。

社会的意義

・フードロス削減に貢献している

・生産者の収入を助ける

・消費者も少しお得に食べられる

おおまかにいうと、こんな感じの流れになっていると良いと思います。

4.プレスリリースの送り方

いよいよプレスリリースの作成が終わりましたら、マスコミの方に届けることになります。基本的には、自分たちが取り上げてほしい番組担当者などにFAXでお送りします。

FAXを届ける方法が大きく分けて2種類あります。

①プレスリリース配信会社を活用する

まず、1つ目はマスコミ各社にプレスリリースを配信してくれるサービスを実施している会社を活用する方法になります。
記事の作成サポートからしてくれる会社も多くあります。配信したい希望を伝え、リストをもらい、こちらで確認して、記事を投稿し、配信日時を決めて、配信会社さんに配信してもらう方法になります。

②自分で調べて、自分で送ってみる

2つ目は、自ら取り上げてほしい番組担当者などに連絡を取り、FAXなどを送信する方法です。「広報・マスコミハンドブック」を購入したり、マスコミ各社の代表に番組の担当者の連絡先などを聞けば、連絡先を知ることができます。
このようなケースの時は、事前に担当者に電話で連絡し、これからFAXさせてもらうなどの手順が良いと思います。

4.まとめ

プレスリリースを書いてマスコミに送るとなると、とても難しいように感じてしまうかもしれませんが、決して難しい作業ではありません。ただ、実際にテレビなどに取り上げてもらえるかとなると、ネタの内容や時節のタイミングなどなど様々な要因によって、取り上げられる率も変わると言われていますので、まずは取り上げてもらえればラッキーというくらいの気持ちで取り組んでもらえたらと思います。

それでも、もし時間もないし、専門家に任せたいとなるのであれば、

https://staydream-pr.com

(リンク先:メディア出演獲得コンサルティング)

などに任せてみるのも良いと思います。

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